ヨット ― 遊び方・ルール・攻略のコツ

5 個のサイコロを振って、残す目を選んで振り直す。できあがった目を「1 の目」「フルハウス」「ヨット」といった 12 の役のどれかに記入して、合計点を競う。ヨットは、サイコロ遊びのなかでも「運だけではない」ことで知られるゲームです。どの目を残すか、どの役に記入するか、いつ役をあきらめて 0 点にするか。小さな判断の積み重ねが、最後の合計点に大きく響きます。このページのヨットは、港のカフェのテーブルを舞台に、ひとりでスコアを伸ばす・1 台で交代して遊ぶ・CPU と対戦する・離れた友達とオンラインで対戦する、の 4 つの遊び方ができます。

このゲームでできること

画面の見方

場所 説明
得点表 左(スマートフォンは上)の表。12 の役と「上段 / ボーナス」「合計」の行があり、列は人ごとです。手番の人の名前が黄色になります
サイコロ 5 個。残す目はクリック(タップ)で少し下がり、枠がつきます
残り回数 サイコロの下。「残り 2 回」なら、あと 2 回振り直せます
「振る」ボタン 残していない目だけを振り直します。残り回数がなくなると押せなくなります
仮の点数 得点表の空欄に薄く出る数字。いまの目でその役に記入したときの点です。0 点は灰色です
ボタン 「タイトルへ」(オンラインでは「ルームへ戻る」「退室」)。右上の「?」でルール説明が開きます

基本のルール

  1. 手番の流れ: 手番が来ると 1 回目のサイコロが自動で振られます。残す目を選んで「振る」を押すと、残していない目だけが振り直されます。振り直しは 1 手番に 2 回まで(合計 3 回)。振り直しを残したまま記入してもかまいません。
  2. 記入: 振り終わったら、得点表の空いている役を 1 つ選んで記入します。記入すると次の人の番です。
  3. 0 点の記入: どの役にも合わないときは、空いている役のどれかに 0 点で記入します。その役はもう使えません(役をつぶす、と言います)。
  4. 終了: 12 の役をすべて記入したら終わりです(12 ラウンド)。合計点がいちばん高い人の勝ち。同点は引き分けです。

役と得点

役 条件 得点
1 の目〜6 の目(上段) その目が出た数だけ その目の合計(例: 3 の目が 3 個=9 点)
ボーナス 上段の合計が 63 点以上 +35 点
チョイス 何でもよい 5 個の合計
フォーダイス 同じ目が 4 個以上 5 個の合計
フルハウス 同じ目 3 個+同じ目 2 個(5 個同じも可) 5 個の合計
小ストレート 4 個の連続した目(1234・2345・3456) 15 点
大ストレート 5 個の連続した目(12345・23456) 30 点
ヨット 5 個とも同じ目 50 点

上段の 63 点は、1〜6 の目をそれぞれ 3 個ずつ記入したときの合計です。ボーナスは記入した時点で 63 点に届いた瞬間に加算されます。1 ゲームの理論上の最高点は 375 点ですが、上手な人でも平均は 200 点前後です。

操作

PC: サイコロをクリックすると「残す」になり、もう一度クリックで戻します。「振る」で残していない目を振り直し、得点表の欄をクリックすると記入です。

スマートフォン: PC と同じです。サイコロをタップして残す目を選び、「振る」をタップ、得点表の欄をタップで記入します。

記入は欄を押した瞬間に確定します。0 点で記入するときだけ「この役に 0 点で記入しますか?」と確認が出るので、誤タップで高い役をつぶす心配はありません。

攻略のコツ

1. 上段のボーナスを最優先に考える

ボーナスの 35 点は、1 つの役としては大ストレートより大きな得点です。目安は「各目を 3 個ずつ」。4 の目・5 の目・6 の目で 4 個記入できれば貯金ができ、1 の目・2 の目で少し足りなくても届きます。序盤に 5 の目や 6 の目が 3 個以上出たら、ヨットを狙うより上段に記入しておく方が安定します。

2. 残す目は「いちばん多い目」が基本

振り直しで狙うのは、まず同じ目を増やすことです。同じ目が 2 個あればその 2 個を残し、3 個あれば 3 個を残して振り直します。フォーダイス・フルハウス・ヨット・上段のすべてにつながるので、迷ったらこれで間違いありません。

3. ストレートは「4 個そろってから」

小ストレート(15 点)は 1234 や 2345 のような 4 個の連続があれば成立します。2345 がそろったら、残りの 1 個で 1 か 6 を狙って大ストレート(30 点)を目指せますが、確率は 1 回の振り直しで 3 分の 1。残り回数が少なければ、小ストレートで確定した方が得なことが多いです。

4. チョイスはピンチの逃げ道

チョイスは目がなんでも合計点になる役です。序盤に使ってしまうと、終盤で「どこにも入らない」ときに 0 点を強いられます。高い目(5 や 6 がそろっているが役にならない)が出たときに使うのが理想で、それまでは取っておきましょう。

5. つぶすなら 1 の目・ヨット

役をつぶすときは、失う期待点が小さいものから。1 の目(最大でも 5 点)と、終盤のヨット(そもそも出にくい)が定番です。逆にチョイスとフォーダイスは終盤のいい逃げ道になるので、できるだけ最後まで残しておきます。

6. おまかせレベルで腕試し

CPU は「残す目の組み合わせ 32 通り」と「振り直しの結果 252 通り」を全部計算して、期待値がいちばん高い手を選びます。高いレベルは 2 回の振り直しまで読み、低いレベルは判断がぶれます。「おまかせ」で始めると、勝てば上がり負けると下がるので、いつもちょうどいい相手と遊べます。レベル 10 の平均点は 185 点前後。これを超えられれば、かなりの腕前です。

オンライン対戦の遊び方

  1. タイトル画面で「オンライン対戦」を選び、プレイヤー名(3〜12 文字)を決めます。
  2. 「部屋を作る」で、人数(2〜4 人)と 1 手番の制限時間(30 秒・60 秒)を選びます。プライベートにすると合言葉で友達だけを招けます(制限時間なしも選べます)。
  3. 部屋の作成者が「ゲームスタート」を押すと始まります。空いている席には CPU が入るので、1 人でも、3 人でも始められます。
  4. 自分の手番は、1 回目を振ってから記入までが制限時間です。時間切れになると CPU がいまの目で代わりに記入します。
  5. 途中で退室した人の席は CPU が引き継ぎ、残った人で最後まで遊べます。対局中に入室した人は、次の対局から参加できます。

ヨットの豆知識

5 個のサイコロで役を作る遊びは、1930 年代のアメリカで「ヨット」の名前で広まりました。名前の由来は、ヨットの上で退屈しのぎに遊ばれたからだと言われています。役の構成や得点には地域や家庭ごとの違いがあり、このゲームでは日本で広く知られている形(小ストレート 15 点・大ストレート 30 点・ヨット 50 点・上段ボーナス 35 点)を採用しました。確率と判断の練習にもなるゲームなので、まずは「ひとりで」で 200 点を目指し、次に CPU と対戦してみてください。